ToDoリスト以上、タイムボクシング未満のタスク管理① – 休日を溶かすのはもうやめたい話

休みの日だって有効に使いたい

あっという間に休日が終わり、時間を溶かした感覚になるのがつらい。
そんな日々のタスク管理、スケジュール管理に悩める者たちがすべからく導かれる銀の弾丸として、「タイムボクシング」が流行しています。
1日の予定を時間割のように設定して、その通りに動けばいつの間にかタスクが潰れているすごいやつですが、実際にやってみて、何度挫折したことか。
しかも仕事中ならまだしも、休日にゴリゴリのタスク管理をして頑張るのは違う気もします。
そのあたりの折り合いを探して、たどり着いた話です。

タイムボクシングは神々の遊び

タイムボクシングが挫折する理由を分析して対策を考えてみます。

タイムボクシングの三重苦
 ✔️ 予定通りに動ける前提がもうキツイ。体調や集中力の波、割り込み作業の扱いが難し過ぎない?
 ✔️ 予定通りにいかなかったときシンプルに悲しい😿
 ✔️ 立て直しでさらに時間を失ってデススパイラルに突入!

タイムボクシングって、「その時間に、その集中力で、その作業をやれる」という前提が全部揃っていないと成立しないので、思考が必要な作業をする予定の時間にイマイチ頭が冴えない、とか、逆にノリノリになっているのに次の作業の時間が来たり、優先作業に割り込まれた場合に脆弱です。

しかも「完璧な予定を立てたぞ~」から始まるので、それが崩れたときには大きな悲しみが伴います。
仮にリカバリができても気持ちよくないというか、とにかく精神衛生上のデメリットがでかすぎる気がします。
厳密に言えば、イレギュラーが発生したときに柔軟に予定を組み替えて捌いていくこともタイムボクシングに含まれるのだと思いますが、これを無心でこなせるようなら苦労しません。

順番を決めるのをやめる

まずは、こちらを解決するためにタスクの順番を決めるのをやめます。
 ✔️ 予定通りに動ける前提がもうキツイ。体調&集中力の波、割り込みタスクの扱いがむず過ぎない?

眠たいときに思考を伴う作業をしたり、頭が冴えているときに単純作業をするのはタイパが悪いです。
人に会う予定や締め切り直前の作業など、どうしても時間を動かせないタスク以外は、「何時にやるか」を決めるのをやめることにします。

それはただのToDoリストでは?

はい、そうです。タスクの順番を決めるのをやめたことで、朝、気分に合わせてリストからタスクを一つ選び、それが終わったらまたそのときの気分に合わせて次の作業を選ぶ、といったことができるようになりました。
ただ、これはただのToDoリストであり(そりゃそう)、タイムボクシングのメリットが失われてような気がしますよね。これで満足できるなら悩む必要なし!

というわけで、そもそもタイムボクシングのメリットってなんだっけ?を考えてみます。

タイムボクシングのメリット

一番大きいのはおそらく、「今日は何時間分の作業をするつもりなのか」が最初に決まることです。
作業順や開始時刻がずれても、1日にできる“作業量”(つまり自分の実力)は、そう簡単には変わらないので、計画・実行・見直しのサイクルが回しやすくなります。
作業順や締め切りを決めることでタスクの完了を自分に強制できる効果もありますが、先述の通り、このプレッシャーに耐えて無心でタスクをこなせるのは神の領域です。我々は、このメリットを享受するには値しない凡人なので潔く諦めることにします。)

「今日は何時間分の作業をするつもりなのか」
この要素だけをToDoリストに取り入れてみます。

ToDoリストに所要時間を書いてみる

1日のはじめにToDoリストを作ったら、その横に超ざっくりの所要時間を書いてみます。

朝食 0.5h
水やり 0.1h
洗濯 0.5h
昼食 0.5h
買い物 2.0h
ギターの練習 1.0h
ピアノの練習 1.0h
DTM 4.0h
自炊 1.0h
夕食 1.0h
ラジオを聴く 1.0h
風呂 1.0h

合計も書いておきます。

計 13.5h

あとはこの中から「そのときの気分に合わせて作業を選んでいく」だけ。
そのときに意識する「赦しポイント」は2つです。

赦しポイント①:合計時間は気にしない

リストを作るときは、とにかく思いついた作業をリストアップすることに専念して、それが1日に収まるか否かは気にしないようにします。
とにかく、やりたいこと/やるべきことを書き出しておいて「このリスト内の作業であればいつ何をやってもとりあえず前には進む」状況を作っておくことが重要です。

タイムボクシングの場合、「○時から資格の勉強を2h」と決めていたのに、その時間になったときに眠かったり、シンプルにやる気が出ないと先ほどの三重苦との闘いが即始まります。
こんなとき人は昼寝をしたりスマホをいじりはじめ、「何も生まれない時間」を過ごすことになるでしょう。

所要時間付きToDoリストなら、今のコンディションでもできそうな軽めの作業を選んで実行することができます。
眠かったら、まだ昼過ぎでも先にお風呂入っちゃえばいいじゃん。

赦しポイント②:割り込み作業は気にしない

とはいえ、どうしても昼寝がしたくなったり、急に欲しいものを思い出してネットショッピングを始めてしまうこともあります。
これも立派な「割り込み作業」ということにして許容します。
もともと休みなんだから、何してもいいよね。

これらの赦しポイントを意識しながら1日を過ごすことで、三重苦のうち以下からも解放されます。
 ✔️ 予定通りにいかなかったときシンプルに悲しい😿
 ✔️ 立て直しでさらに時間を失ってデススパイラルに突入!

溶けた時間を認識する

どれだけゆるくても、「管理」を名乗る以上、一日の最後にリストを見返すようにします。
そうすると大抵、時間は足りていたはずなのに終わっていない作業が出てきます。
この差分が「溶けた時間」なので、差分が出た理由だけは最低限振り返っておくことにします。

 ・ちょっとだけ休憩するつもりが3h昼寝してしまった。
 ・1hのつもりのギター練習が楽しくなって気づいたら2h経っていた。
 ・夕飯を食べながらYoutubeを1h観ていた。

こんなに適当でも、10h分くらいのやりたかったことはできている可能性が高いので休日としては上出来です。

終わらなかった作業は翌日に回すこととして、重要なのは、「溶けた時間を認識すること」です。
これがないと、いつの間にか一日が終わり、貴重な時間を無駄にしたように感じます。溶けた時間も含めて、一日をまるっと使い切ったという認識をもつことができると、精神が健康になる気がします。

まとめ

というわけで、今のところ休日のタスク管理は「所要時間付きToDoリスト」で落ち着いています。
これを始めてから一日が溶けていく感じがかなり緩和され、落ち込むことが減ったような気がします。

ちなみに平日(=仕事中)は、さすがにこれだとゆるすぎるので、優先度や着手順の概念をプラスした方法でタスク管理しています。
もう少し記事を書くのに慣れたら、続編として書くことにします。

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